NHK特集ヘイトスピーチとは？在日韓国人への新大久保デモにネットで賛否

ヘイトスピーチを直訳すれば、hate（憎しみ）speech（表現）となり、個人や団体、特定の民族や国籍などに対して差別行為をしたり、誹謗中傷の言動をしたりする行為をヘイトスピーチと呼びます。

NHKで取り上げられた「ヘイトスピーチ」は、日本最大級のコリアンタウンのある、新大久保で行われるデモによるものです。

NHKでは、ヘイトスピーチのデモが、最近日本で繰り返されていること、海外では法律で罰している国もあることのべ、特に激しい新大久保コリアンタウンでのデモを取り上げました。



デモでの言動：
「在日朝鮮人韓国人のやりたい放題誰が許すか？」
「帰れ帰れ」


ネットでの言動：
在日は犯罪をおかしたら即刻北朝鮮に強制送還



デモの行われている道の反対側では、在日韓国人と思われる人たちが静かに「仲良くしよう」とかかれた紙を掲げている。


韓国人の化粧品店の店員にインタビューし、「日本好きで来ているから仲良くしたいのに、今もお涙がでそう」というコメントを流した。


高千穂大学の准教授がデモを見に行き、ここで行われていることは、確実にヘイトスピーチだと断言しました。


デモの参加者にインタビュー、「韓国人街で相手に嫌な思いをさせたい。うさはらしにやっている。」という内容をピックアップして放送しました。


国外でも波紋を広げており、ウォールストリートジャーナルなど海外のメディアでも「韓国人を殺せ」というデモの内容は報道されており、海外からも批判の声が上がっているとのべました。



このNHKの特集を見た視聴者からは、賛否両論があがっています。

・何とかデモを止めさせましょう
・こういうことをしているから戦争はなくならない

・いかにも日本人が悪く、朝鮮人が被害者だと印象つけることを目的としている
・韓国人が行っている日本人へのヘイトスピーチには、全く触れていない
・ヘイトスピーチを批判する前に、なぜこのデモが行われているのかを伝えていない
・報道が一方的すぎてアンフェア


新大久保でのデモを行った団体のホームページをみてみると、在日特権に対しての反対デモを行ったようですが、実際それに対して報道では触れられていませんでした。

NHKの放送では在日韓国人に対して、憂さ晴らしのように一方的にヘイトスピーチが行われている、と放送していたように聞こえました。

実際に、日本国内で日本人を憎む朝鮮人による犯罪が多々あることは事実で、そんな哀しいニュースが与える影響も少なからずありますよね。


ともあれ、人種差別の言動や行為などは賞賛されるべき行為ではありません。

こういったデモ行為が正しいことなのか？犯罪にあたるのか？そういったことの特集ならば、この先国民のみんなの考えていかなくてはいけない課題で、特集されるべき事件でしょう。

私たち国民が考える材料として、メディアでは、双方の意見をきちんと表現したフェアな報道が求められてきますよね。